【速報】Yahoo! スポンサードサーチ 自動入札設定機能を使ってみたよ

2014年7月5日に提供開始となったYahoo!プロモーション広告の「自動入札設定機能」。Google AdWordsでは以前からある機能であり、MarinやKENSYO、THREeなどサードパーティ製の入札ツールも増える中でのリリースとなった、Yahoo!スポンサードサーチの自動入札設定機能を使ってみたので、経過報告をします。

1.できること

今回リリースされたのは、Google AdWordsにおいて「自動化ルール」と呼ばれていた機能で、現在は「入札戦略」という項目になっています。コンバージョンオプティマイザーや、YDNなので当然ですが、ディスプレイキャンペーンオプティマイザーは該当しません。

■Google

 ①拡張CPC

 ②検索ページの目標掲載位置

 ③目標コンバージョン単価

 ④クリック数の最大化

 ⑤目標広告費用対効果

■Yahoo!

 ①検索ページの目標掲載位置

 ②クリック数の最大化

 ③コンバージョン数の最大化

 ④コンバージョン単価の目標値

 ⑤広告費用対効果の目標値

Googleと比較した場合、拡張CPC機能は実装されておらず、「コンバージョン数の最大化」という項目が増えています。こちらは、推測の域を出ないですが、広告予算が少なく、過去のコンバージョン数が少ないアカウントにおいて、有効になってくるのではないかと考えています。通常、コンバージョンの可能性を探るためには、「クリック数の最大化」を選んでしまいそうですが、あくまでクリック数がターゲットとなるため、コンバージョンしないようなキーワードで露出されてしまう調整になる可能性が高く、現実的ではありません。

2.設定方法

「ツール」タブから「自動入札ツール」を選択

  →「自動入札設定の作成」をクリック→設定を選択する

手順1

手順2

3.経過

特定のキーワードについて、「検索ページの目標掲載位置」を1ページ目上部(プレミア枠)に指定し、1週間経過を見ました。設定のタイミングからYahoo!、Googleともに入札が変動し、上位掲載出来ていますが、双方ともに、入札を上げて1位をターゲットにしているようです。検証期間は非常に短いですが、Yahoo!、Googleで有意な差は見られません。※CPCは7/22のCPCを100円として指数化しています。

推移

4.Yahoo!自動入札設定のメリット

サードパーティ製の入札ツールをご利用であれば、特に利用する必要はないでしょう。ただ、ご予算が少額で入札ツールの利用や代理店に運用を依頼できないような広告主であれば、十分に活用可能だと考えられます。

5.終わりに

運用型広告において、「入札」という作業は根幹であり、入札作業を人がすることを大切に考える方もいらっしゃるかと思います。しかし、根幹であるからこそルールが必要で、ルールに則って施策を徹底する必要があります。その意味で、人手による作業では限界があります。人では捉えきれないような情報に基づき、人では対応できないような作業量を、途方も無いスピードでこなすことこそ、運用型広告が成功する鍵です。結果が伴わないのであれば、ツールではなく、プランニングを疑うべきだと考えます。ツールは、アドテクノロジーはもっともっと進化していくでしょう。


参考:

http://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/2014/0620.html

https://support.google.com/adwords/answer/2470106?hl=ja

photo credit: twm1340 via photopin cc

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