コンバージョンの伸び悩みにはコレ!今すぐ試したいA/Bテスト5例

「一定のアクセス数はあるのに、どうもコンバージョン(最終成果)に結びつかない」。そんな「あと一歩惜しい、うぬぬ……」なwebサイトは数多く存在する。だが、案外「どこを」「どうすれば」改善できるのか、発見するのは難しいものだ。そんなときに、ぜひ実施してほしいのがA/Bテストである。今回は、今すぐ試して損はない、A/Bテスト5例をご紹介しよう。

そもそもA/Bテストとは?

Webサイトデザインのさまざまな要素(レイアウトやキャッチコピー、CTAボタンのテキストや色に至るまで)に対して、AバージョンとBバージョンを用意。その結果から収集されるデータを基にサイトを改善していく方法である。

テスト1:“無料”という言葉をプラスする

「え?それだけ??」とお思いだろうが、「無料」や「格安」という言葉は今も昔も強力なキャッチコピーであることは間違いない。自分にとっての「利益」として、人が本能的に反応してしまうキーワードなのだ。ただ、これらを前面に押し出すだけでは逆効果となる場合もある。意味もなく「無料」と言われても、「タダより怖いものはない」という消費者心理が働くからだ。これらのキーワードを資料請求や見積もり依頼など、CTAボタン付近にプラスする際は、「なにを、どうすれば無料で手に入れることができるのか」という具体的な説明も忘れないようしよう。

テスト2:CTAボタンの位置を上下入れ替える

フォームやCTAボタンなど、ユーザーのアクションが必要な要素については、Webサイトの上部、つまりAbove the fold(スクロールしなくても見られる領域) に配置するのがセオリーだと言われている。だが、製品やサービス内容など、“理解が難しいもの”の場合はどうだろう。やはり、人間が行う商談と同様に、「しっかりと説明した後に、アクションを促す」のが自然である。この場合、クロージングに匹敵するCTAボタンは、説明文の直下に配置したほうが、ユーザーに受け入れられやすい。

テスト3:ランディングページの長さを変えてみる

テスト2にも通じるが、自社のWebサイトの“シナリオ”をしっかり理解しよう。たとえば、ユーザーへのオファーがシンプルなものであれば、余計な説明を省き、ランディングページを短くすることによって、コンバージョンがアップすることがある。あるスポーツジムのサイトでは、メンバー登録のページの情報量を減らしたところ、コンバージョンが11%アップしたという。
逆に、専門性の高い複雑なサービスであれば、長文で丁寧に説明することで、コンバージョンがアップすることもあるようだ。ある家庭のエネルギー調査のサービスを提供するサイトでは、ページに掲載する情報を増やしたところ、コンバージョンが63%もアップしたというのだから驚きだ。

テスト4:入力フォームの項目を減らす

入力フォームの項目は、「これでもか!」というくらい最低限の数に絞り込もう。ユーザーから個人情報を得ることも重要だが、それ以上にユーザーの負担を1つでも減らすことのほうが、コンバージョンアップに関しては賢明なのである。

テスト5:説明文を動画に置き換える

製品やサービスなどの説明文がどうしても長くなってしまう場合は、思い切って動画に置き換えてみよう。といっても、それは説明文よりも動画が優れているからというわけではない。長い説明文を読むのに比べ、短時間の動画を見るほうが、ユーザーにとってハードルが低いのである。

おわりに

ここに紹介した例は、ほんの一部に過ぎない。例えば、CTAボタン1つとっても1本の記事にできるほど、A/Bテストの項目は多岐に渡るのだ。大切なのは、他の人が行ったA/Bテストの結果を眺めて、「理解した気分」にならないことである。
この記事がさっそく、あなたの頭と手を動かし、「自社サイトのA/Bテスト」に取り掛かるきっかけとなれば幸いだ。

参考:

hybrid-banner.png