リアルタイムマーケティングを活用してソーシャルメディアを盛り上げよう!

ソーシャルメディアの発展とともに、リアルタイムマーケティングをどう活用するかに注目が集まっている。タイムリーなマーケティングを行うことで、従来の宣伝以上に効果を発揮することもある。
今回は、リアルタイムマーケティングの効果とソーシャルメディアでの活用法を、オレオ社の事例とともにご紹介しよう。

リアルタイムはますますリアルに

リアルタイムマーケティングという概念は、1990年代半ばに米国のコンサルタントであるレジス・マッケンナ氏が提唱したといわれている。リアルタイムマーケティングとは、最適なタイミングでユーザーが欲する情報を提供し、適切にコミュニケーションをすることで、広告効果の最大化を図るアプローチのことだ。インターネットの発達とともに、その「リアル」の時間の幅は狭くなり、今では、ツイッターやフェイスブックで瞬時にマーケティングを行うことが可能となった。

リアルタイムマーケティングで話題となった例といえば、2013年の2月にアメリカで行われた、最大のスポーツイベント「スーパーボウル (Super Bowl)」にあった。スーパーボウルは全米中が注目する最大級のイベントということで、毎年、各企業が莫大な広告費を使いPRをしようと必死になる。
そんな中、最も注目を集めたとして賞賛されたのが、オレオ社の『OREOデイリー・ツイストキャンペーン』で行われたリアルタイムマーケティングだった。
それは、予期せぬ停電のため、試合が中断された34分間の中で起こった。OREOのソーシャルメディア・チームは、そのとき、ソーシャルメディアでこうつぶやいた。

「You Can Still Dunk In The Dark」(暗闇でもダンクすることはできる)

「You Can Still Dunk In The Dark」図

https://twitter.com/Oreo/status/298246571718483968

この「暗闇でもダンクする(オレオをミルクに浸す)ことはできる」という、オレオらしいリアルタイムなつぶやきに、ツイッターでは15,000回以上リツイートされ、フェイスブックでは、20,000以上もの「いいね!」が押されるという反響が沸き起こった。停電というアクシデントを、最高のリアルタイムマーケティングに好転させてしまったのだ。

ソーシャルメディアこそ格好の場

オレオ社のリアルタイムマーケティングがここまで反響を呼んだのは、あらかじめ対応を準備できないものに対して即座に反応し、それをうまくPRに生かしたことにある。
どんなにあらかじめ大金を出して宣伝に力を入れても、こればかりはその場でしかやりようがない。それはある意味、運の要素もある。しかし、運をチャンスに変えられたのは、日々ソーシャルメディアを通じて、リアルタイムマーケティングに取り組んでいるチームがあるからだ。
リアルタイムマーケティングを成功させるためには、24時間チャンスが来るのを待っている必要はない。まずは、ユーザーとリアルタイムでコミュニケーションをとる体制を持っておくことがスタートとなる。それを容易にしてくれるのが、ツイッターやフェイスブックといった、ソーシャルメディアなのだ。

オフラインにはない繋がりを生み出そう

リアルタイムな情報が行き来しているソーシャルメディアでは、特にタイムリーな情報ほど話題になりやすく、ついシェアをしたくなる。
もしソーシャルメディアをうまく活用できていない企業があるのならば、ぜひリアルタイムマーケティングを視野に入れて、活動していくことをおすすめする。ユーザーと企業がリアルタイムでつながったとき、オフラインのときにはなかった繋がりが生まれるからだ。


参考:

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