次世代マーケティングの切り札!自社のビッグデータを扱うプライベートDMPとは?

プライベートDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)とは、企業が独自に持っているデータ(購買情報など)を管理するプラットフォームのこと。プライベートDMPの活用によりユーザー1人ひとりの「属性」や「行動」を詳しく見ることで、どのようなステップで商品やサービスの購入に至ったかがわかるようになった。いま話題のビッグデータを扱うため、注目度も高い。今回は、この「プライベートDMP」の活用法を3つご紹介する。

プライベートDMPをマーケティングに生かす3つのポイント

1.ターゲット像の明確化

広告配信時やWebサイト訪問時のクッキー情報を集めたプライベートDMPを生かせば、自社のマーケティングを効率よく改善していくことができる。実際に、ユーザーが、どの広告を見て、どのような行動をとったかを知ることで、本来行うべきマーケティングが見えてくるからだ。
ターゲット像がデータから具体的になることで、これまで想像の範囲で行っていたターゲッティングから、より確実性の高いターゲティングへと変換することができる。こうすることで、大衆に気に入られようと万人受けするタレントを起用してしまうという失敗も避けられる。売る相手が見えているのと、いないのとでは大違いなのだ。

2.購入ステップの把握

プライベートDMPを活用すると、ユーザーの行動が可視化され、購入までのステップが導き出される。CRM(顧客関係管理)システムとプライベートDMPの違いは、CRMは、既存顧客の属性・購入履歴しか把握できないのに対し、DMPは潜在顧客も含めたすべての顧客の属性・行動履歴を把握できることにある。
例えばポイントカードやECサイトの購買データは、ユーザーの購買行動の測定を可能にするため、DMPにおいて価値のあるデータだといわれている。どんな属性の人が、どんな行動をとる傾向にあるのか?どの広告に強い反応を示し、どのページを見て購入に至るか?などのステップが見えてくる。

3.無駄な広告費の削減

世界初、史上最大の百貨店王といわれるジョン・ワナメーカーが「広告費の半分は無駄になるものだ」と言ったとおり、これまでマーケティングの精度を高めるのは困難であった。しかし、プライベートDMPがあれば、ユーザーの属性ごとのデータをとっておくことで、ターゲット別に最も効果の高い広告を割り出し、広告費の無駄を大幅に減らすことができる。

さらには、プライベートDMPを活用して広告出稿を進めていくことで、購入につながりやすいターゲット像が明らかになり、広告がどんどん最適化されていく。すると、やればやるほど成果が出やすい広告のパターンが見えてくるという好循環のスパイラルとなるのだ。

ビッグデータを活用する企業が勝つ時代

プライベートDMPなどでビッグデータを活用できる企業は強い。プライベートDMPを活用することで、データからターゲット像を明確にし、その購入ステップを把握する。さらには、最も効果の高い広告を割り出すことができるのだ。
そこから一定の法則が見えてくれば、マーケティングを正しい方向で改善し続けることができるのではないだろうか。


参考:

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