コンバージョンレート8割!?「おねだり」機能って?

女性下着のTriumphモバイルサイトで過去に「おねだり」機能が80%近いコンバージョン成果を出したと話題になりましたが、最近ではLINEゲームやLINE KIDS動画でも同様の機能が追加されています。この機能まだまだ快進撃を続けるのでしょうか?

■そもそも「おねだり」機能って?

欲しい商品をカートに入れた後、購入手続ボタンをクリックするのではなく、「おねだり」ボタンをクリックし「おねだり」をお願いしたい人のメールアドレスを入力すると、そのアドレス宛に「これ買って」的なメールが送信される機能です。下着メーカーのトリンプの「desire(デジール)」という通販サイトでは、却下率が21%だったそうです。サイト名はその名も「欲望」(笑)。おねだりされる側は戦々恐々ですね。さらに「desire」では、「彼色チョイス」という付加機能もあり、購入の際におねだりされた側が色を選べるというものです。

desire

■リアルな購入状況をWEBで再現

下着メーカーの「おねだり」機能は、男性陣が苦笑いしてしまいそうな機能ではありますが、リアルでの行動パターンを上手くWEB上で再現していると言えるのではないでしょうか?商品を目の前にしたデート中の男女間で、ごく普通に交わされるコミュニケーションだと思います。購入に至る行動パターンを把握した機能を用意したことが、驚異的なコンバージョン率をマークした原因と思われます。また、おねだりした側、おねだりされた側、両者ともに満足度が高かったというデータもあります。おねだりした側は、決して安くない下着の値段を気にすることなくゲットでき、また、アンケートではおねだりされた側の実に73%が「おねだりされて嬉しかった」と回答したそうです。

■ここにも!「おねだり」

ファッション通販系サイトでも同様のおねだり機能を見ることができます。ご存じZOZOでも商品ページ下部に「このアイテムを「おねだり」してみませんか?」の表示と「メールを作成する」ボタンがちゃんと設置されています。

ZOZO

そして、ドラえもんもプリキュアも見放題の「LINE KIDS動画」にも同様の機能が備わっています。こちらは「おねだり」機能を使えば無料視聴の延長ができるそうです。「ママ~もうちょっと見たい~」「後でお手伝いやってくれるならいいよ~」「はーい」みたいな会話が聞こえてきそうです。

■まとめ

「おねだり」機能を単に追加するだけでなく、生活者の普段の行動に上手く溶け込ませる一工夫を加味できれば、この機能はサービス提供者側に大きなメリットを生み出すのかもしれません。商品やサービスを購入する人がリアルに交わしている会話を推察することにヒントが隠されているのかもしれません。


参照:

http://www.fallinstar.org/2009/05/80triumph.html

http://takeaz.hatenablog.com/entry/2013/01/28/194551

http://nplll.com/archives/2010/03/post_2511.php

http://www.rocketworks.co.jp/pocketworks/archives/791

http://pokopan.hajihaji-lemon.com/?p=4037

http://kazuyonakatani.com/trimpdesir/

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1403/20/news132.html

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