いま考えたいWebマーケティングの「集客」と「誘導」

いまひとつWebマーケティングがうまくいっていないと感じていたら、それは「集客」と「誘導」が互いにうまく作用していないからかもしれない。Webマーケティングは「集客」と「誘導」という2本柱がセットになってはじめてその役割を発揮する。それでは、この2本柱をどのように考えていけばいいのか、それぞれについて見ていこう。

「集客」と「誘導」の2本柱

「集客」と「誘導」は異なる。

「集客」と「誘導」。一見似たような言葉ではあるが、Webマーケティングにおいては明確な使い分けがある。「集客」は見込みユーザーをいかにして集めることができるか、ということ。いわばアクセス数のアップである。「誘導」は「集客」したユーザーをいかにWebサイトのゴールへと導くか、という導線設計である。

欲しい見込み客だけを「集客」する方法とは?

集客は数が多ければ多いほどよいというわけではなく、その中からどれだけ成約につながるのかといった、成約の可能性の高いユーザーを集客することが求められる。
よくある失敗例としては、SEO担当とWeb制作担当がそれぞれおり、二人三脚で動いていないばかりにちぐはぐなマーケティングプランとなってしまうパターンだ。そうならないためには、各担当者とマーケティング戦略を共有し、指示していくWebマーケティングの統括者が必要である。
ターゲットとなる見込み客を集める一番の方法は、コンテンツマーケティングを実施し、求めるユーザーが欲しがりそうな情報を提供することだ。そこにヒットしたユーザーは、すべからく見込み客であることがわかる。
一番いけないのは、SEO会社に丸投げして、検索キーワードごとに順位を上げてもらおうというもの。Googleのアルゴリズムは年々変化しており、小手先だけでの技術的なものは見抜かされるようになった。目先を見るのではなく、長期的に戦略を練りながら集客に望むのがベストである。

成約につながる「誘導」とは?

広告費に予算をかけて、大々的に広告を出せば、アクセス数は集まる。しかし、問題はその中からどれだけ成約をしてくれるお客さんが出てくるか。それは、誘導にかかっているといっても過言ではないだろう。
誘導のポイントとしては、ユーザーをひっかける仕掛けをいくつか用意しておくことだ。Facebookページで気軽に「いいね!」を押してくれる人がいるかもしれないし、メールマガジンなら登録してもいいという人もいるだろう。その場ですぐに成約につなげることができなくても、何かしらの足跡を残してくれれば、そこから時間をかけて、成約につなげることができる。
一方的な売り文句では、ユーザーは離れていってしまう、そうではなくユーザーを包み込むだけの情報量とコンテンツの質を用意することで、ユーザーをひきつけ関係を築いていくことができる。
その分野の情報についてはニッチなものまで提供していくことで、ロングテールコンテンツと呼ばれる、ニッチな情報を求めているユーザーまでもをひきつけることができるだろう。そういう人たちは、それなりにその分野の知識があり、具体的に行動を起こしたいという人でもあるからだ。

切っても切れない「集客」と「誘導」の関係

集客と誘導がお互いに支えあう関係になるように、それぞれの担当者と話し合い、戦略を練りながら進めていこう。考え抜かれて設計された集客と誘導を持つことが、Webマーケティング成功の鍵なのである。同じ方向を見ながら、戦略を練ることで、正しくユーザーを集客し、正しい方向に導きながら、ゴールへと向かっていくことができるだろう。


参考:

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