参考にしよう!ホリディシーズンに向けたマーケティングアイデア

12月、1月はイベントが盛りだくさん。クリスマスやお正月など、お財布のひもも緩む季節である。Webマーケティングにおいても、こうしたホリディシーズンをねらったキャンペーンは、ところを問わず世界中で繰り広げられている。これまでに人気を集めた事例から、そのマーケティングアイデアを参考にしてみよう。

1.誰かとシェアできるものを提供する

家族や友人、ペットなどの顔写真をアップロードしてエルフ(小妖精)の顔にはめ込めば、見知った顔のエルフが軽快なダンスを踊る動画を作成できるElf Yourself。おかしな動きが笑いを誘い、今や人気のアプリにもなっているが、もともとはアメリカでオフィス用品を扱う企業OfficeMaxのクリスマス向けキャンペーンでスタートしたものだ。

キャンペーンは2006年に初めて実施され、初年度に約1億9千万ものページビューを集めた。その後もダンスのバージョンを増やしたり、さまざまなSNSに対応させたりといったアップデートを繰り返し、アメリカでは自分や家族の顔を入れて作った動画をクリスマスカード替わりに贈り合うというブームまで巻き起こした。

サイトを訪れたユーザーに、SNS等で発信したりシェアしたりできるものを持ち帰ってもらうことによって、ユーザー主導でキャンペーンが広がり、大きな反響が得られたという成功事例である。

2.自社の人材をフル活用

アメリカのアウトドア用品メーカーREIは、クリスマスギフトについての質問をツイッターで受け付け、ショップの店員やREIの社員が回答するというキャンペーンを実施した。#giftpicksというハッシュタグを付けてツイッターで質問を投げかけると、REIの実店舗さながらに、丁寧で専門的な回答を動画で返してくれるのだ。このキャンペーンでは1週間に90もの質問が寄せられ、REIのソーシャル動画チームはそれぞれの質問に対応した動画を作り、You Tubeにアップしてユーザーの好評を得た。

このように自社の従業員がソーシャルメディアを用いてキャンペーンに取り組めば、予算が少なくても顧客にとって満足度の高いものを提供することができる。さらにREIでは、多量の動画を作成することによって、社員の間に結束が生まれ達成感が得られたことも、副次的な効果として大きかったという。

 

3.小売業じゃなくてもできる!Hubspotのキャンペーン

Webマーケティングにおけるホリディキャンペーンというと、どうしても小売業などB2Cに限定されたものと思われがちだが、B2Bでも実施できることを示す例がある。マーケティングソフトウェアを提供するアメリカのHubSpot社は昨年、ホリディシーズンをイメージさせる250枚の写真を無料でダウンロードできるキャンペーンを行った。写真は1,500ドル(約15万円)相当で、ハロウィーン、サンクスギビング、ハヌカー(ユダヤ教のお祭り)、クリスマス、新年のお祝いに関連するものだ。HubSpot社の顧客や見込み客の企業が、自らのホリディキャンペーンで活用できるようなギフトを提供したのである。

B2B、B2Cに関わらず、ターゲットとする顧客や見込み客に喜んでもらえるような内容を考えることこそが大切である。Hubspotのキャンペーンはそれを実現した好例ではないだろうか。

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顧客に喜んでもらえるキャンペーンを!

顧客のニーズを捉えて成功した事例から学ぶことは多い。イベントの多いこれからの季節、特別に気分が盛り上がるようなホリディシーズンのアイデアとして、これらを参考にしてはいかがだろうか。


参考:

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