ユーザーの動きが動画で見られる!?新型ヒートマップでコンバージョン率をアップ!

Googleアナリティクスは入れているけど、ヒートマップはやったことがないという企業もまだまだ多いもの。アナリティクスほど名前が知られていないので、なんだか難しそうなWEB用語にも聞こえるのかもしれない。しかし、実はヒートマップほど直感的にユーザーの行動を知ることができ、WEBサイト改善に役立つほど便利なツールはない。また、アナリティクスよりわかりやすいという担当者もいる。どうやら、思ったより簡単に使うことができるようだ。

今回は、そんなヒートマップについて、Lenovo社の事例とともにみていこう。

ヒートマップを活用してコンバージョンアップ!ClickTale を活用したLenovo社の事例

では、実際にヒートマップをどのように活用しているのか? まずは、世界中で約70,000社 が使用しているといわれるヒートマップ「ClickTale」を使用しているLenovo社の事例を、「Adobe Digital Marketing Summit 2013」での同社講演をもとに見ていこう(小川卓氏によるリポート)。

まず行ったのは、購入者と非購入者をヒートマップで比較すること。ヒートマップの画像を並べてみると、その違いははっきりとわかる。まず、購入者は上部のナビゲーションをよく使い、フリーワード検索を活用している。それに対して、非購入者はバナー広告などには興味を示さず、国の選択をする傾向があるようだ。このように、同じサイトでも購入者と非購入者とでは、 面白いほど行動の違いが見えてくる。

さらにヒートマップを活用することで、日本と米国のユーザー間でも違いがあることがわかった。日本のユーザーは、商品ページでスクロールをゆっくり行い、商品の説明をしっかり読んでから購入している特徴がある。しかし米国のユーザーは、すぐに商品のページに飛び、購入ボタンを押す傾向が高いという。このように国ごとの違いがわかることで、グローバル企業はユーザーの国柄に合わせたWEBサイトを構築できるのだ。

「USERDIVE」など他にも様々なヒートアップツールがある

ヒートマップと一概に言ってもブランドにより違いがある。Lenovo社が使用している「ClickTale」は、2013年に日本上陸した高性能アクセス解析ツールだ。マウスの動きを録画できたり、どこが多くクリックされたか、また、ユーザーがサイトをどこまでスクロールして見ているか、などの情報を可視化したりすることができる。

また、新型ヒートマップとして注目が集まっているのは、株式会社UNCOVERTRUTHが出している、「USERDIVE」。他のヒートマップと違うところは、ユーザーが実際にアクセスしている動き、つまりスクロール、マウスの動きすべてを再生した動画が見られるところだ。パソコンだけではなく、スマートフォンにも対応しており、スマホユーザーが自社サイトをどのように見ているのか、動画として見られるのは非常に興味深い。動画で見ることにより、従来のヒートマップでは気づけない部分までも見ることができるのがうれしい。

数値では気づけなかった落とし穴を見つけよう

数値だけを眺めていても、なぜ離脱しているのか、どこを見て、どう迷って、何をしているのかはわからない。WEBの改善につなげるには限界があった。そんな中、単に数字だけで提示されたレポートではなく、ユーザーの目線がどこに集まり、動いているのかを教えてくれるのがヒートマップなのだ。ヒートマップを活用することで、これまで気づかなかった自社サイトの落とし穴を改善し、コンバージョンアップにつなげていこう。


参考:

photo credit: K2_UX via photopin cc

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