コピーライティングの力でコンテンツをパワーアップさせる方法

コピーライティングの力は偉大だ。誰しも、たったひとつの言葉や文章に、心を揺さぶられた経験があるだろう。だが、「そんな文章が書けるのは、才能のある一部の人間では?」と思い込んではいないだろうか? 思い出してほしい、あなたの印象に残っている言葉は、有名なコピーライターやベストセラー作家が書いたものばかりだろうか? いや、そうではないはず。普段、バカ話しかしない友人からのメールや、久々に会った親戚の小学生からかけられた言葉のなかにあったかも。つまり、人の心を掴むコピーライティングに必要なのは、“巧さ”だけではないという事実。そして、その気になれば誰だって磨ける技術が、コピーライティングである。今回は、簡単なセオリーにしたがって、コピーライティングでコンテンツをパワーアップさせる方法について考えてみよう。

その1:形容詞は動詞の“アントレ(前菜)”に

コピーライティングに力を入れすぎて、空回りしているケースのほとんどは“形容詞”が多すぎている。例えば、「彼女は美しく、賢く、とても心の優しい人だ」と書くのと、「彼女はモデル出身で、MBAを取得し、慈善事業にも力を入れている」と書くのでは、ずいぶん印象が違ってくるはずだ。想像力をかき立てるという意味では、前者の形容詞だけを使った表現もいいだろう。それぞれ自分なりに“魅力的な女性”を想像し、楽しめる。しかし、これが結婚相談所で自分の見合い相手として提示された文章ならば、どうだろう? 圧倒的に、後者の動詞を使った表現を信頼し、検討材料にする人がほとんどではないだろうか。つまり、動詞は形容詞よりも具体的で、無視しがたいのである。つまり、ターゲットが絞り込めているほど、コピーライティングは“動詞主導”になるのが必然である。形容詞は、その動詞主導のメインディッシュを引き立てるようなアントレ(前菜)であるのが理想だ。

その2:パワーワードを投入する

今すぐにでも、コンテンツをパワーアップさせる手っ取り早い方法がある。すでに発表したコンテンツの文章に“パワーワード”と呼ぶべき言葉を投入してみることだ。以前、Copybloggerでは、そのトップ5が発表された。参考までにご紹介しよう。

 

  • あなた(呼びかけられることにより読者の自己認識を促し、信頼度が増すという)
  • 無料(読者の利益を単純明快に表している。なぜ無料なのかという理由付けもポイントだ)
  • なぜなら(この言葉を前置きすると、その後の要求をすすんで受け入れる効果があるという)
  • すぐに(Time is money.(時は金なり)時間短縮を意味するので、読者は大きなメリットを感じる)
  • 新しい(目新しさには刺激を感じるため、アテンションポイントにはより効果的である)

その3:SEOを意識してみよう

あくまでも“Webコンテンツ”のパワーアップを図るのが目的であれば、SEOを意識することは必要不可欠だ。確かに、小説のようにシャレた言い回しや面白い比喩表現は、読者の興味を引き、読者を導きたい世界へ誘う“ストーリー”作りには効果的な場合もある。しかし、SEO的な観点から考えると、よりわかりやすく、シンプルであることのほうが求められる場合も多い。本来、既存のクライアントを楽しませるのと同等に、未知のクライアントとのコンタクトを増やすことがWebコンテンツの最大の目的であるはずだ。そのためには、検索エンジンの仕組みやキーワードの選出、コンテンツの長さに対するキーワードの頻出度にいたるまで、さまざまなSEOの最新情報のなかから「これは!」というものを最低限でも知っておくこと。この知識欲が、今後コピーライティングでWebコンテンツをパワーアップさせるためには至極重要である。

まとめ

いかがだろう? Webコンテンツをパワーアップさせるのは、特殊な文学性や芸術性ではなく、あくまでも、地道で論理的な“手法”であることにお気づきいただけたのではないだろうか。そのノウハウをひとつでも多く知り、実際にライティングしていくことがパワーライティングへの近道といえるだろう。

 

参考:

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