コンテンツマーケティングを成功に導く!6つのポイント

検索エンジン(Google)でオリジナルのテキストコンテンツの評価が高まってから、オウンドメディアを使ってのコンテンツマーケティングは、企業にとって欠かせないものとなっている。米国では9割以上の企業が取り入れているものの、国内ではこれから始めてみたいという企業も多いだろう。そこで今回は、コンテンツマーケティングに失敗しないための6つのポイントをご紹介しよう。

明暗を分けるのは何か?6つのキーポイント

1 目標・目的をはっきり定める

「コンテンツマーケティングで何をどのように達成したいのか?」という問いに答えることは、簡単そうに見えて難しいものである。トラフィック、コンバージョン率、売上、離脱率などの具体的な目標を設定するためには、自社の現状をしっかりと把握する必要があるからだ。コンテンツマーケティングは、良質なコンテンツと発信する場さえあれば簡単に始めることができる一方で、成果が出るまでに時間がかかるというデメリットもある。だからこそ導入時には、自社の現状分析をじっくり行い、強みを活かし弱みを補うために何をすべきかを考え、導入後の長期戦に備える必要がある。

2 ターゲットとする客層を正確に把握する

コンテンツマーケティングにおいて成否を分けるポイントは、潜在顧客にうまくアプローチして顧客になってもらえるかどうかにある。正確なターゲティングを行うためには、まず購買層のデータなどから代表的なターゲット像=ペルソナ(年齢、性別、収入、趣味趣向、社会的なポジションなどを具現化したもの)を設定しよう。趣味嗜好などデータで見えにくいものは、ホームページによせられる問い合わせや、競合相手のブログコメントなどを参考にしてもよいだろう。導入後も、どの記事がどんなターゲット層に人気があるかをデータとして蓄積し、それを基にペルソナ設定をし直すなど、より正確に客層を把握できるような努力を重ねよう。

3 発信し続ける覚悟を持って

潜在顧客に響くような、面白くてためになるコンテンツを提供し続けることは、大変骨が折れることでもある。「コンテンツマーケティングで成功するためには、根気よく、労力と時間をかけなければいけないのだ」という認識で取り組もう。「自分ならどんなコンテンツを読みたいだろうか?」「他の企業がやっていて、自分がまだやっていない企画はあるか?」「見逃している業界情報はないか?」などと常にアンテナを張っていれば、ネタとなる情報にも気づきやすくなるものだ。

4 一人でかかえこまない

とはいえ、コンテンツを社内の少人数で担当し続けていては、アイデアがつきてしまうこともあるだろう。部署ごとに順番でコンテンツ案を提供するなど、社内のコンセンサスと体制作りが大切だ。また、時には外部の力を借りてもよい。例えば、インフルエンサー(ある業界に甚大な影響力を持つ人)に自社のためのコンテンツを提供してもらったり、逆に自社のコンテンツをインフルエンサーの持つ媒体で紹介してもらったりといった手法を検討してもよいだろう。

5 ソーシャルメディアを活用する

コンテンツマーケティングとソーシャルメディアは非常に相性がよく、アップされたブログ記事や動画が質の高いもの、役立つものであればあるほど、ソーシャルメディアで自然と拡散してくれるものだ。Twitterではセールの案内や新商品の紹介を、Facebookではブログ記事の更新のお知らせやコンテンツについての意見交換をする、といったように、プラットフォームの特性に応じて載せる情報を分けるとよいだろう。また、PinterestやInstagramといった話題のSNSにも注意を払って、多様なチャンネルを持つように努力することも大切だ。

6 積極的にプロモーションする

ソーシャルメディアを活用する以外にも、潜在顧客にアピールできる方法があれば積極的に取り入れてみよう。例えば、ターゲットとなる客層が訪れそうなサイトに、ゲストとしてブログ記事を執筆して、そこからのトラフィックを獲得する方法は、アメリカではよく採用されている。また、顧客や見込み客で構成されるEメールリストは、SNS同様さまざまな告知に使いやすいので、うまく活用しよう。所属する業界やEコマース関連のオープンフォーラムなどに参加することも、最新の情報やコンテンツアイデアの獲得につながる大事な行動だ。

メリット・デメリットを踏まえて取り組む     

コンテンツマーケティングは、効果が出るまでに時間がかかり、さらに効果が分からないなかで継続的にコンテンツを発信し続けなければならないという忍耐力が必要な手法である。しかしながら、潜在顧客が必要とするコンテンツを作って届けることができれば、関心を持つ顧客層だけに作用し、かつ継続してコンバージョンを獲得することが可能な、魅力的な手法でもある。こうしたメリット・デメリットを理解した上で今回ご紹介したようなポイントを押さえることが、成功への近道なのだ。


参考:

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