謎のマッチタイプ ”部分一致(セッションベース)” とは?

GoogleAdwords検索クエリレポートを見ていると・・・

「なんやこれ・・?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかも、全然関係ないキーワードで表示されている、なんてことも。検索クエリのマッチタイプは、厳密には9種類あるのですが、部分一致(セッションベース)はその中の一つです!セッションベースの正体を知るついでに、その他の検索語句マッチタイプも覚えておきましょう。

まずは基本の検索語句マッチタイプ3種

■完全一致キーワードでマッチタイプも完全一致

これは一番わかりやすいですね。ユーザーの検索キーワードをドンズバで入札しており広告表示されたパターンです。

■フレーズ一致キーワードでマッチタイプもフレーズ一致

検索語句「プロレス 長州 革命戦士」が「プロレス 長州 フレーズ一致」で広告表示されたパターン。

■部分一致キーワードでマッチタイプも部分一致

検索語句「プロレス 猪木」に「プロレス 長州 部分一致」が拡張したパターン。

入札キーワードのマッチタイプと一致しない検索語句マッチタイプ3種

レポート上の検索語句のマッチタイプと、キーワードの入札マッチタイプは、一致しない場合もあります。たとえば、あるユーザーが「プロレス 長州」と検索して、「プロレス 長州 部分一致」で広告が表示された場合、キーワードのマッチタイプは部分一致ですが、検索語句のマッチタイプは完全一致となります。

■フレーズ一致キーワードだがマッチタイプは完全一致

検索語句「プロレス 長州」と、広告表示されたキーワード「プロレス 長州 フレーズ一致」が完全一致しています。

■部分一致キーワードだがマッチタイプは完全一致

検索語句「プロレス 長州」と、広告表示されたキーワード「プロレス 長州 部分一致」が完全一致しています。

■部分一致キーワードだがマッチタイプはフレーズ一致

検索語句「プロレス 長州 革命戦士」と、広告表示された「プロレス 長州 部分一致」がフレーズ一致しています。

類似パターン・セッションベース系検索語句マッチタイプ3種

類似パターンとは、誤字、類義語、表記のゆれ(例:「振り込み」と「振込」)、略語、英単語ではさらに単数/複数の違い、語形の変化(例:「floor」と「flooring」)、頭文字などの短縮形、アクセント付き文字などを指します。セッションベースとは、ユーザーの検索語句で広告を表示する際に、同じ検索セッションの別の検索語句が考慮されたことを示しています。例えば同じ検索セッションで、ユーザーが先に「プロレス 猪木」と検索していた場合、それを考慮した上で、入札していないキーワードに対しても拡張して広告が表示されます。

■完全一致キーワードでマッチタイプは完全一致(類似パターン)

検索語句に含まれる「長州力」と「長州」を類似とみなし、完全一致で広告表示されたパターン。

■フレーズ一致キーワードでマッチタイプはフレーズ一致(類似パターン)

検索語句に含まれる「長州力」と「長州」を類似とみなし、フレーズ一致で広告表示されたパターン。

■部分一致キーワードでマッチタイプはフレーズ一致

例えば同じ検索セッションで、一つ前に「プロレス 猪木」と検索し「プロレス 長州 部分一致」で広告表示されていた場合、それを考慮した上で、入札していないキーワードへ拡張して広告表示されたパターン。

まとめ

WIREDの元編集者ケヴィン・ケリーいわく、ウェブ上での興味の持続時間はたった数分だそうです。「鉄は熱いうちに打て」ということわざがありますが、ユーザーのセッションを考慮した上で、入札外のキーワードに拡張で広告表示するというのは、理にかなっているのかもしれません。今後このデータがどんどん溜まっていけば、ぱっと頭に浮かんだ入札キーワードをいくつか入稿しておくだけで、セッション単位で拡張されたキーワードが勝手にガンガン仕事をしてくれるようになるのかもしれませんね!


参考:

http://www.i-m-c.co.jp/ad_column/?p=2154

http://ppc-master.jp/labo/2013/04/000291.html

http://quartet-communications.com/info/12537

http://wired.jp/2012/01/28/future-of-reading-kevin-kelly/

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